自宅で使うおすすめのWi-Fiはこれだ!光、モバイル含め徹底比較

結論:単身の場合、ポケットWiFiやWiMAXのなどのモバイルルーターがおすすめ

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「単身ならスマートフォンで足りるのでは?」と考える方もいるでしょうが、スマートフォンとWi-Fi回線の併用にはメリットがあります。

 

・スマートフォンの通信制限を気にしなくてよい

・仕事でパソコン、タブレットを使う場合もすぐ使える
・自宅ではプリンターやハードディスクなどもWi-Fi経由で接続できる

 

自宅内の機器も全てWi-Fi接続にしたら、高速通信だけでなく、無線でプリンターから印刷したり、ハードディスク内の画像や音楽、動画をスマートフォンやタブレットで気軽に楽しむことも可能です。

 

さらにはポケットWiFiやWiMAXなど、高速モバイル回線を用意すれば、室外でも通信制限を気にせず高速通信が可能です。

 

おすすめのポケットWiFiはWiMAX、プロバイダはBroadWiMAXです

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先ほど、単身の場合のおすすめWi-Fi回線は、モバイルルーターを使った回線と解説しましたが、いちおしはWiMAXです。
WiMAXは高速データ通信に特化した回線で、容量を気にせずモバイル回線を使うならばWiMAXが一番です。

 

厳密には3日で10GBまでの通線制限がありますが、通信制限は翌日の18時頃〜翌2時頃までで、通信制限中も1Mbpsの通信速度は確保されます。YouTubeの標準画質程度は問題なく見ることができます。

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そんなWiMAXを契約するのにおすすめのプロバイダはBroadWiMAXです。
2020年8月現在、初期費用無料キャンペーンをしています。

 

WiMAXは、どのプロバイダで契約しても回線の速度は同じなので、より安いプロバイダで契約するのがおすすめです。

 

遅すぎるソフトバンクエアーを解約したい!違約金を0でやめる方法とよくあるご質問

自宅用Wi-Fiを選ぶべきポイントは?種類と特徴を徹底比較

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ここからは単身以外の契約時のポイントも紹介します。

 

以下は、自宅にWi-Fi回線を実現できる回線の種類です。違いは基地局からルーターまでの接続方法です。

 

モバイル回線 :基地局〜ルーター間も無線接続(3大キャリアのモバイル回線、ポケットWiFi、WiMAXなど)

固定回線 :基地局〜ルーターまでは有線接続(光回線、ADSLなど)

 

固定回線をWi-Fi回線として使うには、無線LANルーターが必要です。モバイル回線用の最新ルーターは、無線LANルーターの機能を標準搭載しています。

 

それぞれの回線の特徴は以下の通りです。

 

【モバイル回線】

・3大キャリアのモバイル回線:通話にも回線を使います。対応エリアは広いですが、通話品質確保が必須のため、通信速度制限が強めとなります。
・ポケットWiFi:3大キャリアのモバイル回線を使います。同じく対応エリアが広めで通信速度制限が強めです。容量無制限をうたうサービスは人気が集中し、逆に混線トラブル等が多くなりがちです。
・WiMAX:データ通信規格の回線です。高速モバイル通信ではいちおしで、工事不要なWi-Fi回線としても優秀です。

 

【固定回線】

・光回線:通信制限のない安定した高速回線が特徴ですが、設置には工事が必要です。自宅用Wi-Fi回線を複数人数で個別に動画を楽しむ際は必須です。
・ADSL:電話回線を利用した安価な有線接続として人気でした。通信が不安定で、基地局からの距離で通信速度に違いがあります。最近は扱うプロバイダも減り、サービスを扱うプロバイダも減少中です。

 

月額料金が最安の、自分にあったWi-Fiを選ぼう

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自宅にあったWi-Fi回線を選べれば、快適なインターネットを楽しみつつ月額料金がおさえれます。まずは、改めて目的を明確にしましょう。

 

自宅にWi-Fi環境を用意したくなった理由として、

・プリンターやパソコンなどの配線を減らしたい、自由に配置したい

・家族でお手軽に高速通信を利用したい
・リモートワークをするようになり、持ち運ぶパソコンやタブレットは簡単な接続にしたい
・スマートフォンやタブレットでお手軽に高画質の動画を楽しみたくなった


などがあったはずです。

 

目的を整理すると、以下の様になります。

 

・家では通信容量を気にせず高速通信できるようにする

・いちいち有線で接続しない環境にする
・高速通信回線をひとまとめにし、家族の通信料金をおさえたい

 

最適なWi-Fiを選ぶには、接続機器数、同時利用人数、利用者の通信状況が重要なポイントです。

 

これらを重視する状況ほど「固定回線+無線LANルーター」の組み合わせが良くなります。
逆に、単身で外でも利用するなら高速モバイル通信が設置も簡単で安価になるでしょう。

 

光やADSLなどの固定回線とポケットWiFi、WiMAXなどのモバイル回線を比較

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Wi-Fi環境は固定回線とモバイル回線、どちらが良いのか比較してみましょう。まずは、固定回線をWi-Fi環境にする場合のメリットとデメリットです。

 

・光回線は速度制限がなく通信速度も最速なので、複数人の高画質動画再生向き。

・使用には工事が必要で、引っ越しのタイミングは不便。また、接続口の場所も固定で、ルーターの場所も決まってしまう。
・ADSLは速度や通信安定性に不安があり、サービス終了が相次いでいる。
・無線LANルーターまでの配線や機器もかさばる。
・当然外では全く使えない。

 

モバイル回線によるWi-Fi環境のメリットとデメリットです。

 

・室内外関係なく利用でき、急な出張や引っ越しでも通信環境を維持できる。

・速度通信制限があり、複数人での動画視聴は管理が難しい。
・壁の厚い室内では電波が届かず使用できない事がある。
・モバイルルーターは電池の劣化や電池切れの可能性がある。
・配線は電源のみとシンプル。Wi-Fi環境で配線を減らしたいという目的とも合致する。

 

ルーターまでの回線状況のメリットとデメリットがそのまま選択の基準となるようです。

 

 

 

 

 

おすすめWi-FiはWiMAX!他社の回線と徹底比較

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今までの解説を踏まえ、総合的におすすめのWi-Fi環境はWiMAXです。他社のサービスと比較してみましょう。

 

【Wi-Fi環境を用意できるまで】
・ADSLと光回線 :工事が完了するまでは期間があり、Wi-Fi環境には無線LANルーターが別途必要。

・ポケットWiFiとWiMAX :モバイルルーターは無線LANルーターの機能を標準装備。ルーターが届けば、Wi-Fi環境もすぐに使用可。

 

【通信環境について】
・光回線 :最も安定した最速な通信環境が実現できる。

・ADSL :基地局が家に近ければ通信は安定し、そこそこの速度も実現できる。
・ポケットWiFi :モバイル環境のエリアは広いが通信速度制限の条件が悪い。プロバイダによっては速度無制限のサービスがあるが結局は混線しがち。
・WiMAX :プロバイダによる速度制限はない、郊外のエリア範囲は若干条件が悪い。

 

【支払総額】
・光回線 :設置に費用がかかったり、セット割ができないと月額料金は高め。

・ADSL :得られる速度や安定性を考えると割高。
・ポケットWiFi :価格は様々。3大キャリアで直接契約する場合は高額、安いプロバイダとの契約は通信品質に問題がある傾向。
・WiMAX :プロバイダによる価格差があるが速度の違いはない。通信速度と品質に対する価格は最も優れる。

 

複数人による頻繁な動画視聴がない限り、通信品質、導入までのお手軽さ、価格、使用場所を問わないお手軽さを含め、WiMAXが一番といえます。逆に使用人数が増えると光回線が一番でしょう。

 

光回線を選択する場合は、家族のスマートフォンを格安なプランに変えることで、自宅でのデータ通信の品質を確保しつつ支払総額を下げることができます。

 

同じ回線のWiMAXで実質月額料金が違う仕組み

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WiMAXはどのプロバイダと契約しても通信品質は変わりませんが、理由はWiMAX回線提供元のUQコミュニケーションズがプロバイダに対して回線を開放しているからです。

 

プロバイダによって価格が違っても通信品質は変わらないので、契約する側も安心して最安のプロバイダと契約できます。しかし、逆に次の疑問が浮かんでくるでしょう。

 

「何が違って価格差が生まれるの?」

「プロバイダによる差はどこにあるの?」

 

プロバイダによる価格差は、縛り年数などの契約の仕方、端末代金などの初期費用、キャッシュバックの価格や時期、経過月数による月額料金の変わり方、特典の差などによって生まれています。

Wi-Fi環境別:契約すべきおすすめWi-Fi回線

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総合的にはWiMAXが一番と結論付けましたが、光回線が必要となった場合は、スマートフォンの契約数やどのキャリアと契約しているかなどで、おすすめのWi-Fi回線は変わります。

 

家族の利用者が複数人となると光回線がおすすめですが、おすすめの理由は他にもあります。ここでは、ケース別に最良のおすすめWi-Fi回線を紹介していきます。

 

Wi-Fi回線の真の対応エリアを比較

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固定回線の対応エリアというとピンとこないでしょうが、固定回線にも様々な対応エリアが存在します。

 

まずADSLの場合、基地局からの距離が重要で、基地局から遠いと対応エリア外となったりします。光回線も近くまで工事が進んでいないと工事費用が高額となる場合があり、導入を諦める必要もあります。また、固定回線の無線LANルーターの設置場所はごく限られ、階の違う部屋など、間取りによっては使用できない部屋も。場合によっては高性能な無線LANルーターや、Wi-Fiの通信エリアを拡大する中継器が追加で必要です。

 

モバイル回線は対応エリアでも、使用する屋内が厚いコンクリート壁の内側や地下の場合は圏外となるケースがあります。

 

実際に回線を導入できるかは、固定回線の場合は問い合わせによって、モバイル回線はルーター貸し出しによる試用によって確認可能です。

 

ポケットWiFiとしてもWiMAXがおすすめという結論になった理由

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ここでは数あるモバイル回線のうちWiMAXがおすすめとなった理由を解説します。現在の日本のモバイル通信網は、以下の会社が独自通信網を所持しています。

 

NTTドコモ

au

ソフトバンク

UQ WiMAX

楽天モバイル

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Y!mobileの通信網はソフトバンクと統合済、楽天モバイルが所持する独自通信網は一部都市のみです。現在、日本全域をカバーする大規模な独自通信網を所持しているのは、3大キャリア、au傘下のUQ WiMAXのみとなります。

 

3大キャリアのモバイル通信網は対応エリアが広いですが通話にも利用されます。動画に比べると通話のデータ通信は少ないですが、通話品質に問題がおきない様、3大キャリアはMVNOなどのプロバイダに対し、通信量を制限した契約をしています。

 

3大キャリアに通信量を管理されているMVNOは、いくら通信量無制限をうたうサービスを提供しても、快適に使えるのは最初だけです。人気プロバイダほど通信量の増加により混線してきます。

 

一方、データ通信に特化した独自通信網を所持するUQ WiMAXは、プロバイダに対しても回線を開放しています。どのプロバイダと契約しても通信速度が変わらないため、契約者は価格競争の良い面だけを享受できます。

 

根本的な仕組みが変わらない限り、WiMAXの総合的優位は動かないといえるでしょう。

 

WiMAX契約までのおすすめ手順は3ステップ

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WiMAX契約までの必要手順を、簡単な3ステップで紹介します。

 

1.対応エリアを確認する

公式サイトUQ WiMAXのサービスエリアマップ(https://www.uqwimax.jp/wimax/area/)を使い、対応エリアを確認します。住所検索で、「〇、〇〜△、△、×」の判定結果を出しましょう。
×はエリア外なので使えませんが、それ以外は15日間無料でルーターを試せるサービス、Try WiMAX(https://www.uqwimax.jp/wimax/beginner/trywimax/)を使い、実際に使用可能か確認してから契約にすすみましょう。

 

2.欲しい最新機種を決める

モバイルルーターはWX06、家限定のホームルーターはHOME 02が最新機種でおすすめです。外でも使うか、家限定で安定して使いたいかで選びましょう。

 

3.プロバイダを選ぶ

2020年7月現在のおすすめは、GMOとくとくBB(月額割引キャンペーン)(https://gmobb.jp/wimax/waribiki/)です。契約画面で最新機種が残っているか確認のうえ契約しましょう。3,000円のキャッシュバックもあるので、時期や方法を忘れずチェックしておきましょう。

 

光回線:容量制限のないWi-Fi契約としておすすめ

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光回線は容量制限がなく、複数人数による動画閲覧などでも快適です。また、個人でも高画質動画やオンラインゲーム、沢山のゲームアプリを楽しむ場合は光回線を選択しましょう。

 

光回線をWi-Fi回線として使用するには無線LANルーターが必要で、ルーター接続箇所は通常1か所です。家の間取りと使用する場所によって、無線LANルーターだけでなく中継器やメッシュWi-Fiのサテライトルーターの設置や、電波の方向を考慮した無線LANルーターの設置が必要となります。

 

無線LANルーターによるWi-Fi環境の改善手段には、

 

・指向性を変えられる「外部アンテナ」搭載モデルを使う

・電波を束ねて接続しやすくする「ビームフォーミング機能」搭載モデルを使う
・Wi-Fi通信の死角が減るように、「メッシュWi-Fi」のメインルーターとサテライトルーターを設置する
・無線LANルーターと一緒に、Wi-Fi通信を遠くまで繋げるための中継器も設置する

 

などがあります。

 

結局、速度制限のない、おすすめのWi-Fi契約とはどんなものか?

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モバイルルーターを使うと速度制限が気になるがちですが、全ての場合で気にする必要はありません。
光回線なら通信速度制限はありませんが、ここではモバイルルーターにある速度制限について解説します。

 

一番おすすめのWiMAXにも通信速度制限は存在します。3日で10GB使用すれば翌日のネットワーク混雑時間帯(18時頃〜翌2時頃)の最大通信速度を概ね1Mbpsに制限する、というものです。速度制限中もYouTubeの視聴ができるので大したことはありませんが、もうひとつの速度制限には注意が必要です。

 

実はWiMAXのLTEオプションには月7GBの制限があり、LTEオプションの利用で速度制限となると、月末まで最大通信速度が128kbpsとなり、WiMAX回線のみのモードに戻しても速度制限が残ります。128kbpsは1時間でも約60MB弱しか通信できず、動画はおろか、インターネットの閲覧も厳しくなります。家での使用も考えるならば、LTEオプションは利用しないのが正解でしょう。

 

一度に沢山のアプリをダウンロードする、高画質動画を頻繁に視聴する場合でない限り、WiMAXは充分な性能かつ安価で、室内外問わず快適なWi-Fi回線だといえます。

 

サービスごとに速度制限の条件は様々です。結局のところ、気にならない程度の通信速度制限なら実質問題はないので、速度制限中の最大速度や期間を含め、速度制限の条件は契約前にしっかり確認して検討しておきましょう。

 

通信速度 送信できるデータ量 使用可能例
1Mbps 1時間あたり約450MB YouTube動画を標準(SD)画質で視聴
128kbps 1時間でも約60MB弱 メール、LINEなどの文字データの送信

 

おすすめのWiMAXプロバイダにGMOとくとくBBを選んだ理由

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ここでは最初に紹介した「GMOとくとくBB」の月額割引キャンペーンがお得な理由を紹介しておきます。

 

【GMOとくとくBB(月額割引キャンペーン)(https://gmobb.jp/wimax/waribiki/)】

・契約時に最新ルーターが無料で手に入るなど、初期費用が安い
・初期費用と24か月目までの月額料金が安くので導入しやすい
・3年契約の支払総額が他社WiMAXプロバイダと比較しても最安クラス
・通常、使用した月は有料(1,005円(税抜)/月)のLTEオプション利用料が無料
・契約してから20日以内はキャンセル可能

 

契約月と36ヶ月経過時の支払総額 \144,619
実質月額 \4,018

 

※税込、契約月の日割り計算は半月分で計算。
※HPの情報からの計算で端数などの細かい金額のずれはあります。

 

プロバイダを選んで契約する、おすすめの選択基準とは?

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プロバイダを選んでの契約は、回線ごとの選択基準を大きく外さないよう、簡潔に選択基準を紹介しておきます。

 

共通項目として、3年間支払総額(平均月額が安いもの)と初期費用の安さがあります。支払総額の3年という区切りは縛り契約は3年というプランが多いためです。その他の基準は以下の通りとなります。

 

WiMAX、ポケットWiFi

・サービスエリア内かどうか
・最新ルーターの費用が無料
・速度制限が3日で10GB以上、制限後は1Mbpsくらいのもの
・月間データ容量は使い放題のプランか

 

ADSL(※おすすめではありません)

・基地局からの距離が近く、速度に期待できそうか
・セット割ができるか

 

光回線

・工事費用が安くすむか
・セット割ができるか

 

自宅用Wi-Fiを光回線にするのに便利なソフトバンク

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光回線は工事日までインターネット回線が利用できないので、仕事ですぐ必要な場合は困るでしょう。

 

代りとしてモバイル回線を契約しても、ルーターを購入しての月単位の契約、あるいは年単位の契約では、結果的に高額でおすすめできません。

 

「ソフトバンク光 代理店」での契約の場合、契約から工事日までの間、インターネット回線が利用できない方を対象に、モバイルルーターを無料レンタルしている事があるので、ソフトバンク光の契約を予定する方はご検討ください。

 

開通前レンタル Air/PocketWiFi(https://softbank-hikari.jp/plan/campaign/wifirouterfree.php)

 

ポケットWiFiを光回線工事日までの間だけ利用したい時は?

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工事日までのネット環境を用意する手段として、ルーターを1日単位でレンタルできるサービスがあるのでまとめてみました。

 

1日レンタルサービス(WiMAXもあり)
・WiFiレンタルJAPAN(https://rentalwifi.jp/)
・88MOBILE(https://88mobile.jp/)
・WiFiレンタルどっとこむ(https://www.wifi-rental.com/)
・イーカ(https://www.e-ca.jp/)

 

3大キャリアの回線、WiMAX回線のどれが良いか選んでレンタルしましょう。建物内のエリア範囲を知るのにも便利です。

 

Wi-Fi回線としてのモバイルルーターの便利さと注意点

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自宅用Wi-Fiとしてモバイル回線を使うと、固定回線からのWi-Fi回線の利点の他、さらに便利な点があります。

 

・機器の配線も電源のみになる
・設置も一番簡単
・ルーターをモバイルルーターにしておけば、そのまま外に持ち出して快適なインターネット環境を満喫できる
・電源もバッテリーなら配線フリーで使える

 

電源もバッテリーなら配線からも完全に解放され、自由な場所で機器を使えます。インターネットはもちろんのこと、別の場所に設置したハードディスクへのアクセスやプリンターでの印刷なども自由です。

 

モバイル回線の速度制限が問題にならなければ、設置も簡単なWi-Fi環境として一番のおすすめです。

 

複数人で高速通信したいときは光回線がおすすめ

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「複数人での高速通信なんて、うちではしないよ」
「通信をたくさん使うのって一部の人だけでしょう」

 

こんな意見がありますが、家族で一番通信量を消費するのは「小さなお子様」という事は珍しくありません。高画質動画を頻繁に視聴する人、スマートフォンで色々なゲームをする人は全て「ヘビーユーザー」といえます。

 

・頻繁にYouTube、ライブ配信、趣味の動画などをみる家族がいる
・動画や音楽の配信サービスを契約している
・新しいゲームを見つけては試している家族がいる
・ビデオ通話を頻繁にする家族がいる

 

このように、動画や画像データを頻繁に使う「ヘビーユーザー」が家族の一員に一人でもいれば、光回線は必須でしょう。

 

結局、ポケットWiFiやWiMAXは光回線はどれが安いの?

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ADSL、光回線、WiMAX、ポケットWiFi、結局どれが一番安くなるのでしょうか。

 

使用目的を考えると、ADSLとポケットWiFiは自宅での高速通信向きとは言い難く、価格と釣り合わないので除外します。ポケットWiFiはエリア範囲の広さを生かした外出時、かつ郊外での使用が一番でしょう。WiMAXと光回線は安くなるポイントが違うので比較してみます。

 

WiMAX:プロバイダごとの料金設定を吟味して最安を選べる
光回線:プロバイダごとの料金設定の他、スマートフォンとのセット割で選ぶ

 

家族が多くてスマートフォンのキャリアも同じ、あるいは同じに出来るなら、光回線は価格面でも有力な候補です。単身から核家族までの構成で通信量が管理できる場合、簡単に快適なインターネットを満喫できるWiMAXが一番おすすめとなります。

 

 

 

 

 

まとめ:おすすめWi-Fi

これまでの解説をまとめ、おすすめのWi-Fi回線を実現できるサービスを一覧にします。無線LANルーターが無料で手に入ったり、プロバイダやセット割の特典などで無料レンタルできる場合もあるので、契約前にチェックしましょう。

 

WiMAX

GMOとくとくBB(月額割引キャンペーン)(https://gmobb.jp/wimax/waribiki/)

 

光回線:ドコモのスマートフォンを契約している場合

ドコモ光セット割(https://www.nttdocomo.co.jp/hikari/charge/?icid=CRP_HIKARI_set_to_CRP_HIKARI_charge#p02)

 

光回線:auのスマートフォンを契約している場合

auスマートバリュー(https://www.au.com/internet/campaign/smartvalue/?aa_bid=we-we-ow-0699)

 

光回線:ソフトバンクのスマートフォンを契約している場合

おうち割 光セット(https://www.softbank.jp/mobile/campaigns/list/ouchiwari-hikari/)

 

光回線:楽天モバイルのスマートフォンを契約している場合

【楽天ひかり】楽天モバイル×楽天ひかりセットで1年無料キャンペーン(https://network.mobile.rakuten.co.jp/campaign/hikari/?l-id=campaign_campaign_hikari)

 

スマートフォンの契約も楽天モバイルに変更できる家族は、楽天ひかりの1年無料キャンペーンが大変お得です。乗り換えできる家族は一番お得といえます。

 

WiMAXは設置のしやすさと室内外での利用でおすすめです。また、WiMAXはUQモバイルとセット割が可能なので、UQモバイルを利用している場合は忘れず申し込みましょう。
・GMOとくとくBB ギガMAX月割(https://gmobb.jp/wimax/gigamax_tukiwari/)

 

ポケットWiFiが満足できる状況とは?

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家でのWi-Fi回線として、WiMAX以外のポケットWiFiがおすすめの場合はほぼありません。

 

ポケットWiFiを使う唯一の状況は、郊外に住み、光回線やWiMAXが使えないという場合のみといえます。
自宅使用なら、高額でも通信網に安心感のある3大キャリアのポケットWiFiを検討しましょう。

 

格安なポケットWiFiが契約できるプロバイダは?

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格安なサービスを調べる確実な方法は、3年間支払総額の算出です。初期費用、ルーター購入費用、キャッシュバック、月額費用、割引サービス、キャンペーン、乗り換えの際に発生する違約金や免除サービスなど全ての費用を集計します。
3年間での比較理由は、モバイル回線において3年縛り契約が多い為、実情を考慮した結果です。

 

ただし、ポケットWiFiのプロバイダを選ぶ際は、通信速度制限に注意し、無制限をうたうサービスを外すのが鉄則です。独自通信網を持たない、あるいは開放されていないサービスのプロバイダは、必ず容量無制限に対応しきれなくなると考えておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

比較:利用目的別のおすすめWi-Fi

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自宅用Wi-Fi回線以外の利用目的を注視して、各Wi-Fi環境の利点を比較してみます。

 

・WiMAX:外でも楽しめる。データ容量と速度で有利。

・ポケットWiFi:固定回線の代わりとしては割高。外でも楽しめ、エリア範囲では有利。
・光回線:多人数での高速データ通信では一番有利。
・ADSL:契約できれば、しばらく最安で使える可能性あり。ただしサービス終了に向かう傾向。

Wi-Fi、ポケットWiFiに関する疑問や質問など

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ここからは、光回線やWiMAXを使ったWi-Fi回線、ポケットWiFiなどに関する疑問について解説していきます。契約前の参考にしてみて下さい。

 

自宅使用で注意すべき、ポケットWiFiの容量制限とは?

 

モバイル回線は複数人での使用をあまり考えていません。特にWiMAX以外のポケットWiFiは、エリア範囲の広さを生かした方が持ち味がでます。

 

モバイル回線で一番注意すべきはデータ容量超過による速度制限です。モバイル回線はデータ通信の品質を保つために、一部ユーザーがデータ通信を過度に使用できないように、意図的に通信速度を制限する事があります。制限後の速度や制限期間にも違いがあるので、速度制限に関する情報はしっかりと把握して使用しましょう。

 

光回線が工事不要で利用可能な場合とは?

 

光回線は契約後に工事が必要なのが普通ですが、一部、工事不要のケースがあります。

 

・既に違う光回線を使っていて乗り換えする場合
・貸家などで以前の入居者が契約していた場合

 

どちらも確実ではありませんが、光コンセントがあり工事不要かもと思ったら、一度業者に問い合わせしてみましょう。

 

固定回線導入前にポケットWiFiを上手く使う

 

光回線などの固定回線は、契約から工事日までは利用開始できません。半月以上の期間があって、その間もネット回線が必要な場合は工事不要なモバイル回線のレンタルがベストです。

 

詳しくは「自宅用Wi-Fiを光回線にするのに便利なソフトバンク」、「ポケットWiFiを光回線工事日までの間だけ利用したい時は?」を参照してください。

 

Wi-Fiの通信速度は、ほぼルーターの機種によって決まる

 

例えWiMAXや光回線の速度が速くても、Wi-Fi回線に変換した後の通信速度が速いとは限りません。WiMAXはモバイルルーターに無線LANルーターの機能が標準搭載されていますが、Wi-Fiの性能は、ルーターによって大きな違いがあります。ルーターは常に最新のものを選ぶようにしましょう。

 

光回線の場合、無線LANルーターを無料でもらえたり無料レンタルできる事がありますが、高性能なものを別途購入する方が性能が良い場合もあります。特に多人数での使用なら、ルーターの性能が悪いと速度遅延が発生しますので、状況によっては性能が間取りや人数にあった無線LANルーターを買い直したほうがよいでしょう。

 

支払、違約金については確認しておこう

 

回線の乗り換えを考えていて、価格比較をする際に忘れがちなのが違約金やルーターなどの残債です。月払いが実質無料というルーターの残債は特に忘れがちになるので、残債や違約金を忘れず価格比較しましょう。

 

Wi-Fiの比較検討のポイントはこれ

 

数多くあるWi-Fiの比較ポイントは以下の通り。

 

WiMAX
・WiMAXのプロバイダ同士では通信品質は同じなので、3年間支払総額やLTEオプション利用料などで比較。

 

ポケットWiFi
・MVNOとの契約は最安狙い。ただし通信品質に問題がある可能性あり。
・月間データ容量が無制限、あるいは50GB以上か
・速度制限後の通信速度が1Mbps程度か、期間は短いか
・3年間支払総額が比較対象のなかで最安か

 

※2020年7月現在、速度無制限をうたうマルチ回線対応のクラウドSIMを扱うプロバイダはおすすめできません。

 

光回線+無線LANルーター
・3年間支払総額(初期費用や無線LANルーター込みでの価格を含む)
・特に、スマートフォンとのセット割込みでの支払総額
・高画質動画視聴など、1Gbpsを超える速度の光回線が必要かどうか、またはプランごとの支払総額の比較

 

おすすめのWiMAXルーターはこれ

 

WiMAXのプロバイダと契約時、無料で手に入るルーターは最新のものを選択できます。当面の間は同じルーターを使用するので、必ずメーカーの最新モデルを選択しておきます。

 

屋外でも使う場合は、使い勝手の良い「Speed Wi-Fi NEXT WX06」を選びましょう。クレードル(充電器)は有料ですが、WiMAX、Wi-Fiのアンテナもついています。モバイルルーターをクレードルにセットすると、室内での電波状況が格段に良くなります。

 

家でのみ使う場合、「WiMAX HOME 02」がコンパクトで高性能です。バッテリー劣化の心配がなくアンテナ性能も高いホームルーター型はいちおしです。

 

WiMAXの接続は有線接続がよいのか

 

結論として、Wi-Fi接続より有線接続の方が高速です。配線が邪魔にならない限りは一番性能を発揮できる接続といえます。

 

ファーウェイ製の最新WiMAXルーターの「Speed Wi-Fi NEXT W06」と「Speed Wi-Fi HOME L02」の最高速度も、ハイスピードプラスエリアモード(有料)の利用かつケーブル接続時で実現される速度です。

 

ただし、ハイスピードプラスエリアモードを使用するとLTEオプション利用料が発生するうえ、月7GBまでしか使えないため実用的ではありません。

 

使い勝手を考えれば、WiMAXルーターはWi-Fi接続での利用が一番でしょう。

 

モバイルルーターの通信制限の解除はできるの?

 

通信速度制限を解除できるかは、サービスによって違いがあります。全く解除できないか、追加料金の支払いで解除できるかです。

 

WiMAXは追加料金による解除手段がないため、ハイスピードプラスエリアモードによる通信速度制限(月7GB超)には特に注意しましょう。月末まで最大通信速度が128kbpsとなるので、ギガ放題プランでのハイスピードプラスエリアモードは使用しないでおきましょう。どうしても使う場合は、細心の注意が必要です。

 

追加料金による速度制限解除が可能なサービスでも追加料金を何度も支払うのは経済的ではないので、普段からの通信量には注意しておきましょう。

 

Wi-Fiの種類って?

 

Wi-Fiの規格は、年を追うごとにセキュリティが高くて高速なものが追加されてきています。

 

Wi-Fi規格 最大通信速度
Wi-Fi 4(n) 300Mbps
Wi-Fi 5(ac) 6.9Gbps
Wi-Fi 6(ax) 9.6Gbps

 

このうち、Wi-Fi 4と6は2.4GHz帯、Wi-Fi 5は5GHz帯を使用しています。

 

2.4GHz :電波が届きやすいが、電子レンジやコードレス電話機の電波干渉を受けやすい。
5GHz :Wi-Fi専用の電波で電波干渉の心配がない。障害物で弱まりやすい。

 

両方使用できる場合、まずは5GHzでの接続がおすすめです。

 

 

 

 

 

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